紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 370

奥州市・水沢宿大町〜立町



Hitosh



奥州市・水沢宿

立町旧家
  立町の旧家。立町には、かつての面影を残す町屋の建物が何軒が残されている。大町、横町とともに、ここ立町にも問屋場があった。


立町町並み

立町の街道を進むと、この先の立町交差点を右折となる。
この交差点を左折すると、かつての水沢城のあったところだ。

右の建物は、地酒「天瓢」で知られた鞄V瓢である。



上伊沢代官所跡

立町の交差点を右折すると、川口町となり、すぐ左側に仙台藩の上伊沢代官所跡がある。
今でも立派な屋敷構えの家となっている。

川口町は水沢宿の北端の町で、はじめ新町と呼ばれた新しい町であった。

延宝年間(1673〜81年)に河内町となり、さらに元禄年間(1688〜1704年)の頃、
現在の川口町に改められた。

川口町ポケットパーク
  川口町を北に進むと、右側に川口町のポケットパークがあった。他の水沢宿5町と同じように纏(町印)が飾ってあった。
  川口町は「仁心火防定鎮」の最初の文字「仁」である。
  このベンチで、小休止させてもらう。街道歩きにとって、疲れを癒す有難いベンチである。


大日堂

街道左側にある大日堂。

創建は不明であるが、宝永5年(1776年)の風土記「塩釜村御用書出」に、
羽黒派九ヶ院の名前が記載されており、その一つである喜楽院の修験道場が
川口町にあった。

その地が、現在の大日堂である。
明治初年の廃仏毀釈で、修験道場は姿を消したが、現在は大日如来が
本尊として祀られている。

写真左端の鳥居の前の巨石には、古峰山と刻まれてあった。


(岩手県奥州市水沢区立町、川口町))
1012/1108

写真が一部表示されない場合は、「ページの更新」(F5キー)、又は「画像の追加」(右クリック)を行うと表示されます


前へ 目次 次へ


歩行略図
奥州市水沢区・南町〜水沢宿〜胆沢城跡〜胆沢川



街道写真紀行


悠々人の日本写真紀行

TOP 北海道 東 北 関 東 中 部 近 畿 中国四国 九州他

Hitosh


inserted by FC2 system