紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 371

奥州市・水沢区不断橋〜佐倉河



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奥州市・水沢区

不断橋
  境田堰に架かる不断橋の欄干に鉄道馬車(トテ馬車)のレリーフがある。大正2年、水沢駅からこの不断橋を渡り、岩谷堂船場までの約8kmを運行していた。
  ここは、水沢城下の北の出入口で、警備のために御不断組の家屋が配置され、「不断丁」(現不断町)と呼ばれていた。
  因みに南の出入口には御不断組7人の家屋が配置され、七軒町と呼ばれていた。
三宝荒神社
  左側に屋敷神であろうか。三宝荒神社がある。三宝荒神は、日本特有の仏教における信仰対象となっている。仏法僧の三宝を守護し、不浄を厭離するいう。
  不浄や災難を除去する神とされることから、火との神として信仰され、かまど神として祀られることが多いので、やはり屋敷神として祀っているのであろう。


水沢市街

水沢宿を抜けると、前方にJR東北本線に架かる釜石跨線橋(こせんきょう)を渡る。
写真は跨線橋より、今まで歩いてきた水沢宿を振り返ったものだ。


釜石跨線橋
  JR東北本線に架かる釜石渡線橋より、北側を見た写真である。
前方は開けた平地(北上盆地)となっている。古代の胆沢城はこの先にあった。
佐倉河地蔵尊
  釜石跨線橋を渡ると、左側に赤い涎掛けを付けた地蔵尊があった。右隣の石塔は山神と刻まれてあった。  

(岩手県奥州市水沢区不断町、佐倉河)
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歩行略図
奥州市水沢区・南町〜水沢宿〜胆沢城跡〜胆沢川



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