紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 380

金ケ崎町・矢来〜檀原



Hitosh



金ケ崎


金ケ崎宿矢来交差点

金ケ崎宿の本町から矢来に変わる。
矢来は、竹や丸太を縦横に粗く組んだ囲いの意である。

ここには、商人では無く、足軽が住んでいたところだ。
金ケ崎宿は商人町(町屋)である本町を挟んで、北の出入り口(矢来)と、
南の出入り口(南町)は足軽が住み、防備集落となっていた。

ここの交差点は「矢来交差点」で、この信号を左折すると、
JR東北本線の金ケ崎駅のあるところである。


金ケ崎宿出口辺
  矢来交差点を抜けたこの辺が金ヶ崎宿の出口付近であった。江戸時代はそれこそ矢来が組んであったのであろう。


檀原前分岐

やがて西根檀原(だんばら)前の分岐となる。
ここで、旧街道は県道108号線と別れ、右の道となる。



檀原前旧街道

分岐を右に入って旧街道を暫く歩いたところの写真である。
車の殆ど通らない、快適な道であった。



檀原・旧街道

西根檀原の街道を進むと、次は金ケ崎西根地区から三ケ尻(みかじり)地区となる。
次の宿場は、仙台藩から盛岡藩に変わり、間宿・黒沢尻宿(現北上市)となる。

なお、旧奥州街道の86番目の宿場は花巻宿である。

今回は、ここで旧街道歩きを中断して、JR東北本線の金ケ崎駅に
今歩いて来た道を戻る。


(岩手県金ケ崎町西根矢来、檀原前、檀原)
1012/1109

写真が一部表示されない場合は、「ページの更新」(F5キー)、又は「画像の追加」(右クリック)を行うと表示されます


前へ 目次 次へ


歩行略図
胆沢川〜金ケ崎宿〜JR六原駅



街道写真紀行


悠々人の日本写真紀行

TOP 北海道 東 北 関 東 中 部 近 畿 中国四国 九州他

Hitosh


inserted by FC2 system