紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 390
北上市・相去町丙午〜館下



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相去
奥州街道標識
  岩の目公園の横の坂を下ると丁字路となる。その角に不思議な標識があった。右と左の両方とも奥州街道となっている。
  右側は、今通ってきた道で、江戸時代の旧街道筋である。しかし、この道は北上浄化センター前で道が消滅し通行止めとなっている。
  左側は、北上川方面である。後で地形図を確認したが、北上川沿いを通る迂回路があるようだ。しかし、これはあくまでも迂回路で「奥州街道」ではない。


県道相去飯豊線

丁字路を左折して進むと、県道254号線(相去飯豊線)に合流する。
旧奥州街道は、この道の右側にあったようだが、今は殆どが失われている。


雲南権現社
  県道より右に入り、旧街道沿いと思われるところにある雲南権現社だ。
  この先、300mのところには羽黒神社(牛頭天王社)があるところだ。  
頌徳碑
  街道右側にある古道標と頌徳碑。碑文によると、ここ本郷地区は相去町発祥の地で起元は1千余年前とのこと。
  明治時代は上谷18戸、下谷22戸の部落であった。

毎年大関沢川の氾濫等で困窮していた本郷地区の耕地整理を門脇準治翁が提唱し、
当時の大地主と協力して明治39年に着工した。

その結果凸凹の土地は現在のような美田となった。
工事は丙午の年に施行されたので、のちにこの地区の字名を丙午(へいご)と改めたとのこと。



東北新幹線北上川鉄橋

広々とした相去町丙午の田圃である。
一部稲の刈り取りが始まっていた。

遠くに見える鉄橋は東北新幹線の北上川に架かる鉄橋である。


(岩手県北上市相去町 丙午(へいご)、本郷、館下(たてした))
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