紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 391
北上市・相去町小糠沢〜相去



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相去

東北新幹線

正面に東北新幹線の高架が見えてきた。
この高架を潜ると、旧伊達藩最北端の町・相去(あいさり)となる。

地名は相去町相去だ。

次の道を右折すると江刺方面である。
もとの江刺市(現奥州市江刺区)で、平安時代末期に平泉に勢力を張った
奥州藤原氏発祥の地である。



相去白山神社

東北新幹線高架の手前左にある相去白山神社だ。

宝永8年(1711年)伊達藩命により、仙台伊達藩と盛岡南部藩の境界である相去に
創建され、相去の鎮守として崇敬されてきた神社である。

もとは相去を見下ろす高前檀にあったが、明治23年に東北本線の開通に伴い
現在地に遷座されたようだ。

白山神社の例大祭の行事、鬼剣舞(おにけんばい)が知られている。
一人が白面を付け、他の人は赤、青、黒の面をつけて豪壮に舞うとのことだ。


丁切バス停
  東北新幹線の高架を潜ると、右手に「丁切」と書かれたバス停がある。
  この辺が相去町の入口であったようだ。


相去町町並

相去町の中心部である。
仙台藩の奥州街道最北端に位置し、足軽町であった。


相去番所跡碑
  街道左側に、相去番所跡があった。説明によると、北境の備えとして、街道を挟んで両側に軽臣(足軽)102名が配置されていたとのこと。
  番所内には、捕手道具の他に、鉄砲10丁、弓10張、槍10本が備えられており、武頭1名(ぶがしら、250石、百日交代で仙台より出張)と、組頭2名、床頭1名、足軽4名が常勤していたようだ。

(岩手県北上市相去町 小糠沢、相去、鬼柳町町分)
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