紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 392
北上市・相去町〜鬼柳町



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相去

領境塚
  街道左側にある伊達藩と南部藩の境界にある領境塚が再建されている。ここより右(北側)は南部領で、左側が伊達領である。


鬼柳


鬼柳町町分

南部領の鬼柳町に入る。

写真は鬼柳を流れる本郷川の土手で、ここにか架かっている橋が本郷橋だ。
この本郷橋の手前左手に、南部藩最南端の鬼柳関所があったところである。

鬼柳御番所とも言われ、江戸方面の関門として南部藩の中で、最も重要な関所であった。
また、鬼柳には藩主・公儀用の宿泊・休憩施設である御仮屋と、馬を継ぐ伝馬所などの
小規模な宿駅の機能も備えていたようだ。

鬼柳関所跡
  鬼柳関所跡には標柱と、説明板、ベンチが置かれてあった。
  説明によると、関所には二人の役人の他、同心、足軽が常駐していたとのこと。
  ここで、小休憩させていただく。ベンチはありがたい配慮で、地元の方に感謝であった。


本郷川

本郷橋より本郷川の下流を見た写真である。
この先で、北上川に合流している。

10数年前から、この川を毎年晩秋になるとサケが産卵のため
遡上するようになったとのことだ。


新幹線、東北本線
  旧街道は和賀川に遮られて、ここで左に曲がっている。正面は新幹線のガードで、その先が東北本線のガードである。
  この先で和賀川に架かる九年橋を渡り、次の間宿である黒沢尻宿(北上市街)に入る。

(岩手県北上市相去町境、鬼柳町町分)
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歩行略図
JR六原駅〜北上市相去〜鬼柳関所跡〜和賀川



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