紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 415
花巻市・二枚橋町〜石鳥谷町江曽



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花巻市


花巻空港駅前通り

昨夜は、北上駅前のホテルに宿泊。

朝食の無料サービスがあるが、7:00からであるので、
例の如く事前にコンビニで用意した朝食を取り、6:15にホテルをチェックアウトする。

北上駅発6:36の盛岡駅に乗り、花巻空港駅に着いたのは6:45であった。

写真は駅前の大通りで、正面(東側)から日が昇ってきたところである。
今日も天気は良さそうである。


月を待つ少年
  道の左側にある宮沢賢治所縁のオブジェ「月を待つ少年」である。
  左の脇に三日月を抱えて、月と共に星空で遊ぶ少年を現しているとのことだ。


北上山地

花巻空港口の交差点を左折すると花巻市石鳥谷町に入る。
石鳥谷は、旧奥州街道の87番目の宿場・石鳥谷宿のあったところだ。

街道から北上山地と最高峰の早池峰山(1917m)が右手に見える。
ここからは、当分早池峰山を供にしての街道歩きとなる。


記念碑と石塔
  江曽地区の区画整理記念碑である。碑文によると、この地は平安中期紀元1469年の計画移民の居住地であった。
  聚落としては、紀元1912年建長3年に大和国高市郡より藤原源太夫弘長が、ここ江曽館に居住し開発したと伝えられている。
  なお、聚落とは人の集まり棲む村落のことだ。 

それ以前は先住民により原始的な耕作が営まれ、「イソンコタン」と呼ばれていた。
これは豊饒な土地と言う意味であった。
イソンコタンのイソが転訛して江曽となったようだ。

そして碑文の最後に、これら由緒ある土地も機械化による農業構造改善の一貫として
区画整理せざるを得なくなり、昭和36年、37年の2ヶ年計画で区画整理を
実施したと刻まれてあった。

石碑は昭和38年に建立されてものだ。
その足元には古い石塔と石仏が置かれてあった。


江曽一里塚
  街道右側に一里塚が当時のままの姿で残されてあり、岩手県指定文化財(史跡)に指定されている。
  手入れが行き届き、気持ち良い保存状態であった。

(岩手県花巻市二枚橋町大通り、石鳥谷町江曽)
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歩行略図
花巻市・花巻空港〜JR石鳥谷駅口



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