紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 444
盛岡城下・肴町〜盛岡城
Hitosh
盛岡城下・鉈屋町 |
鉈屋町を惣門に向かう。 写真右は、街道右手にある町家サロン「ピッピ」である。 築120年の町家を改築した喫茶店だ。 「盛岡まち並み塾」という鉈屋町を中心とした「盛岡町屋」の保存を目的とした 団体のメンバーとのこと。 地元の平成の名水100選に選ばれている名水「青龍水」を使用した抹茶や コーヒーを提供しているという。 この「青龍水」は、鉈屋町3−6にある江戸時代より使われてきた井戸である。 |
惣門通り |
旧奥州街道は、御蔵から鉈屋町を通り惣門へと進む。 この辺は惣門通りと呼ばれている。 盛岡城下の南の関門である。 惣門の「惣」は「総」の俗字である。 惣は、郷村単位の自治組織で、室町時代は惣中、惣村とも呼ばれていた。 旧中山道の近江・高宮町の布惣は、有名で今でも建物が保存されている。 |
盛岡城警備惣門遺跡 盛岡城警備惣門跡と書かれた石柱が建てられてあった。 |
木津屋本店 |
惣門通りにある木津屋本店。 木津屋は、山城国木津村から移住し、寛永15年(1638年)創業の老舗である。 この建物は、木津屋池野藤兵衛住宅として、隣接する土蔵と共に、 岩手県の有形文化財に指定されている。 天保5年(1834年)に建てられたもので、今でも事務所として利用されている。 |
南大通交差点 惣門通りから南大通交差点に入る。街道筋はここで右折である。 城下町特有の曲がり角の多い道となっている。 |
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