紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 479
岩手町・川口〜丹藤街道踏切
Hitosh
七時雨山、川口 |
旧街道は、川口城跡からIGRいわき銀河鉄道の線路の上を渡り、すぐ右折となる。 正面に、七時雨山(ななしぐれやま、1060m、写真左端ピーク)が見えるところだ。 この山のピークが二つあり、南峰(1064m)、北峰(1060m)と呼ばれている。 七時雨山は、田代山、毛無山、焼岳、西岳と共に外輪山を形成し、 その中心部がカルデラとなっており、田代平高原と呼ばれている。 山麓は、古くから馬の産地となっており、現在でも酪農が盛んなところである。 山名は、一日に何度も天気が変る事から付けられたようだ。 |
丹藤橋 |
川口城の北側の要害でもあった胆藤川に架かる丹藤橋である。 |
丹藤川上流 |
丹藤橋より見た丹藤川の上流側である。 この先、約2km先が、渓流となっており、8kmの遊歩道が整備されている。 鮎、山女、岩魚等、渓流釣りの宝庫となっているようだ。 丹藤川源流付近には、岩洞湖ダムが造られている。 |
三界万霊塔 街道右側に未だ新しい「有縁無縁三界万霊」塔があった。 三界とは、衆生が生まれてから死に至るまでの三つの世界、即ち淫欲、貪欲の欲界、淫欲と貪欲から離れた生き物の住む色界、そして物質を超越した精神のみが存在する無色界のことだ。 また、万霊は、この世における一切の霊のことである。 |
IGR丹藤街道踏切 |
旧街道は、ここで国道4号線から離れ、右折となる。 このIGR(いわて銀河鉄道)の踏切には、ここが旧奥州街道であったため、 丹藤街道踏切と書いてあった。 |
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