紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 480
岩手町・子抱〜江苅内
Hitosh
北上川/芦田内 |
IGR(いわて銀河鉄道)の丹藤街道踏切を渡ると、 旧街道は北上川の左岸(東側)を通ることになる。 大河、北上川もこの辺になると細い川となり、くねくねと蛇のように蛇行している。 旧街道は、その川の流れに合わせた様になっている。 この辺の地名は子抱(こだき)といい、地形図を見ると 川の流れが如何にも子を抱いているようなと言うよりは、 子宮と言ったほうが良いくらい湾曲しているところだ。 旧街道はこの先で左に曲がる。 かつての芦田内一里塚があったところだ。 その先は、北上川支流の芦田内川に遮られているので、さらに東側を迂回する。 |
芦田内踏切 |
旧奥州街道は、 現在のIGR(いわて銀河鉄道)の線路沿い東側を通っていたようであるが、 今は通れないので、この芦田内踏切を渡り、現在の国道4号線に戻る。 |
水準点 国道4号線に入ると、街道沿いに国土交通省国土地理院の水準点があった。 |
江苅内・嵐山バス停 |
正面に新幹線の高架が見えてきた。 丁度新幹線の芦田内トンネルを出たところだ。 新幹線と、いわて銀河鉄道、国道4号線、そして北上川が、西側(左側)の標高355m、 東側370mの山の間の狭い谷を並行して走っている。 江戸時代の旧街道は、この右側いわて銀河鉄道線路の右側、 山沿いを通っていたようである。 この辺の地名は岩手町江刈内で、嵐山バス停があるところだ。 |
沼宮内分岐 |
前方に、沼宮内(ぬまくない)入口の標識が出てきた。 この先、300mの丁字路を右折すると、 旧奥州街道91番目の宿場である沼宮内宿があるところだ。 直進すると十和田、二戸方面である。 |
前へ | 目次 | 次へ |
TOP | 北海道 | 東 北 | 関 東 | 中 部 | 近 畿 | 中国四国 | 九州他 |