紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 487
岩手町・御堂駅〜水堀
Hitosh
IGR御堂駅 |
左前方に、IGRいわて銀河鉄道の御堂駅が見えてきた。 昭和36年開業で、東京駅から572.6kmである。 この駅の住所は岩手町大字五日市だ。 駅名の御堂は、北上川源流にある御堂観音、正式には天台宗正覚院で、 大同2年(807年)に坂上田村丸が草創したという(詳細は後述)。 |
塩の道標識 |
IGR御堂駅入口手前にある旧街道分岐である。 旧街道は、蛇行した北上川の右側(東側)を通っている。 旧道の分岐に「塩の道、岩手町」と書かれた標柱があった。 岩手町と、太平洋岸にある野田村の十府ヶ浦海岸を結ぶ、かつての塩の道である。 塩は、牛の背に乗せて運んだようだ。 野田村には、「野田塩べこの道起点」の石碑が建っているという。 |
北上川 |
旧街道は、北上川の東側に沿って迂回している。 写真は北上川の下流を見た写真で、左側の道が旧街道筋である。 |
国道4号線合流点 旧街道と国道4号線の合流点である。ここで右折して、旧奥州街道92番目である一戸宿に向かう。 |
岩手町、水堀バス停 |
国道4号線に合流して、暫く行くと右側に「水堀」のバス停があった。 水堀は旧字名で、現在のこの辺の住所は岩手町沼宮内第33地割となっている。 水堀というと、御堂駅の近くに、岩手町立の水堀小学校があるが、 やはり住所は沼宮内第20地割となっており、水堀の地名は消えている。 |
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