紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 489
岩手町・御堂〜御堂観音
Hitosh
旧街道・御堂 |
朽木川とわかれ、緩い坂道を登っていく。 この辺で、標高389mであった。 |
御堂新田分岐 |
前方に御堂新田の分岐が見えてきた。 旧街道は、ここで左の道に入る。 道路標識があり、 左は「いわてまちの駅、御堂観音、北上川源泉、弓弭(ゆはず)の泉」 と書かれてあった。 右は「御堂新田の滝 2km」とある。 名瀑を、一度見てみたいと思ったが、往復4kmもあるので諦めた。 |
御堂新田 |
御堂新田の分岐より、朽木川沿いに開けた御堂新田方面を見た写真である。 この先に、御堂新田の滝があるようだ。 |
北上川源流公園 |
御堂新田の分岐を左に入り、坂道を登っていくと、右下に北上川源流公園が見えてきた。 ここで湧き出た水が北上川となり、249kmの距離を南流し、 宮城県登米市で旧北上川と別れ、宮城県追波湾で太平洋に流入している。 なお旧北上川は、石巻市の石巻湾に流入している。 |
御堂観世音山門 |
北上川源流公園の左側に御堂観音がある。 正式名は、天台宗北上山新通法寺正覚院である。 大同3年(808年)、坂上田村麻呂が祈願所として建立されたのが始まり。 天喜5年(1057年)、前九年の役で、阿部頼時征伐の為、 源頼義、義家父子が馬を進めた折、ここで義家が、弓弭を持って岩を穿つと、 清水が湧き出て、炎天下で苦しむ兵馬を救ったことを感謝し観音堂を建立した。 それ以来、この泉は、「弓弭の泉」と呼ばれるようになった。 また、御堂わきにある大杉は、樹齢1200余年と言われ、県下有数の老木である。 |
前へ | 目次 | 次へ |
TOP | 北海道 | 東 北 | 関 東 | 中 部 | 近 畿 | 中国四国 | 九州他 |