紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 509
一戸町小鳥谷・高屋敷集落


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一戸町


高屋敷・中井戸

小鳥谷の高屋敷の集落のほぼ中央左側にある中井戸。

地下5mにある水脈から湧き出る地下水を蓄え、釣瓶で汲み上げていた。
この新しい建物は、平成18年に地元のボランテアの手で修復されたものだ。

この集落には、掘りぬき井戸が現在も6つ残されている。



高屋敷・追分

高屋敷集落のほぼ中央にある追分だ。

旧奥州街道は直進で、左に曲がると上女鹿沢(かみめがぐち)方面である。

写真右に、一戸町で立てた奥州街道案内標識がある。

このまま直進すると、
五月舘の追分石1.3km、藤島のフジ2.2kmと記されてあった。



高屋敷丁字路・上女鹿沢方面

高屋敷追分より西側の上女鹿沢方面を見た写真である。

高屋敷は、東に流れる平糠川に沿った高台にある集落だ。
歴史は古く、江戸時代以前にも街道沿いの集落として発展していた。

江戸時代は、南北に走る奥州街道の他、
ここから現在の八幡平市の中佐井との馬継所でもあったようだ。


高屋敷・下井戸

旧奥州街道を北上すると、高屋敷の北の出口付近に、下井戸がある。

往時は、この井戸を15戸で利用していた。
今でも両隣の2戸が、ポンプにより汲み上げ利用しているとのことだ。



高屋敷・旧街道

高屋敷の集落を抜けると、旧奥州街道は未舗装の道となる。

この先右側は、姉帯小鳥谷根反(あねたい・こずや・ねそり)の珪化木地帯として、
国の天然記念物に指定されているところである。

馬淵川と平糠川の合流地点から根反方面の川床や川岸に
珪化木が多く露出しているようだ。


(一戸町小鳥谷 高屋敷)
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歩行略図
一戸町・高屋敷〜IGR小鳥谷駅〜女鹿口〜IGR一戸駅



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