紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 531
一戸町・浪打峠〜二戸市石切所


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一戸町
浪打峠東屋
  浪打峠頂上にある小さな東屋。霧雨の中、休憩する場所が無く、不自由していたので有りがたかった。


浪打峠

頂上の東屋で一服した後、浪打交叉層の露出した岩の間を抜け、
奥州街道93番目の宿場・福岡宿に向かう。

浪打峠を越えると、一戸町一戸から二戸市石切所に入る。
この先は、如何にも旧街道らしい快適な下り道となる。


追分道標
  浪打峠の頂上から100m程歩くと、丁字路があり、その左側に案内道標があった。
  手前側が浪打峠 0.1km、直進が九戸城跡 3.5kmと書かれてあった。
  そして、ここで左折すると「東北自然歩道、鳥越観音」とある。
  鳥越観音は一戸町鳥越にあり、平安時代初期に開かれ、奥の院は鳥越山の切り立った崖の岩屋に作られている。岩手県の有形民族文化財に指定されている。


浪打峠下り道

浪打峠から、踏み固められた快適な下り道が続いている。



名水・山下水

浪打峠を下って行くと、街道左側に名水・山下水がある。

明治9年に明治天皇が東北巡幸の際、浪打峠で行なわれた野立てに
この山下水が用いられたことから、この山下水は御膳水とも呼ばれるようになった。

その時に、水桶に添えて差し出された歌が
「足曳きの 山下水を くみあげて わが大君に お茶をたてまつる」

現在、この水は水質検査の結果、
一度沸かしてから飲むようにと注意書きされてあった。


(一戸町 一戸大越田 、二戸市 石切所浪打)
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歩行略図
一戸町・IGR一戸駅〜92一戸宿〜二戸市・九戸城〜93福岡宿



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