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朝鮮人街道 3

鶴翼山(八幡山)


作者 Hitosh




日牟礼八幡宮





八幡堀に架かる白雲橋を渡ると右手に日牟礼(ひむれ)八幡宮がある
古くから八幡商人の信仰を集め、天下の奇祭と呼ばれた左義長や八幡祭りは有名だ

近江八幡の左義長は、元来は安土城下で行われていたが
城主であった信長が死んだ後、近江八幡に移住してきた人々によって始められた

境内の多数の鯉幟は近江八幡市民の寄進とのこと


(滋賀県近江八幡市)



八幡山ロープウェイ



八幡山ロープウェイで鶴翼山(かくよくざん=八幡山、280m)で頂上に向かう
この鶴翼山に秀次が築城して八幡城としてから、八幡山とも呼ばれるようになった

頂上からの眺めは素晴らしかった


(滋賀県近江八幡市)



八幡城跡



八幡城は1585年、豊臣秀次によって鶴翼山に築城された
その時、鶴翼山南麓の平地に城下町が建設され、有名な八幡堀も築かれた

八幡城の廃城後は概ね天領として重要視され
商業中心の地として発展してきた
近江商人の大拠点となったところだ


(滋賀県近江八幡市)


本丸跡、瑞龍寺



八幡城の本丸跡には、瑞龍寺が出来ている

正しくは村雲瑞龍寺、通称は村雲御所と呼ばれている

豊臣秀次の母の瑞龍院秀尼(秀吉の姉)が、秀次の菩提を弔うために
1596年に京都に建立した寺である

昭和37年になって、秀次の居城であった
ここ本丸跡に移されたものである


(滋賀県近江八幡市)



西の丸跡





八幡城西の丸跡からの眺望は素晴らしかった
琵琶湖が手に取るように一望出来る所だ

下の写真は西側を見たものである
湖畔の小さな山は岡山(188m)である


(滋賀県近江八幡市)



八幡富士




頂上より北西を見た写真である
形の良い山は近江富士とも呼ばれている三上山(432m)である


(滋賀県近江八幡市)


八幡市街




南側は、眼下に近江八幡の市街が横たわっている
人口68、000人の町である

写真上部にJR近江八幡駅がある
背後の山は雪野山(龍王山309m)、瓶割山(234m)である


(滋賀県近江八幡市)



西の湖、安土山




北西方向には安土山と西の湖である
安土城のあった安土山は手前の低い山である

西の湖周辺は全国有数の水郷地帯となっているところだ

この後、八幡堀を辿りながら水郷地帯に向かう
安土はもう目と鼻の先である


(滋賀県近江八幡市)
0705/0802



略図

経路 青線部




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作者 Hitosh


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