市川市 行徳


作者 Hitosh




旧江戸川・常夜灯





旧江戸川で、かつては此の辺が河岸(行徳河岸)であった

行徳は、成田街道の出発点の宿場町である
河岸に当時の常夜灯が残されている

この常夜灯は文化9年(1812年)、日本橋の成田山講中が
航路安全を祈願して建立したものである


(千葉県市川市関ヶ島)



行徳町並み





行徳は旧江戸川と新江戸川に挟まれた三角州上の町で
宿場町、市場町として賑わったところである

江戸時代には塩田が作られ、江戸や関東、中部地方に広く供給されていた

専売法施行で、塩田が廃止された後は水田となったが
今は、営団地下鉄東西線の開通により、宅地化が急速に進んでいる地域である


(千葉県市川市本行徳)


新江戸川





行徳の古い街路を抜けると新江戸川となる

この新江戸川は、元は利根川の本流であったが
承応3年(1654年)利根川東流の完成時に分流となっている

江戸時代から明治の末期まで、内陸航路として栄えたところである


(千葉県市川市河原)


新江戸川、旧江戸川分岐点




江戸川に架かる行徳橋を渡って対岸に出た
ここは旧江戸川(写真左の上側)と新江戸川の分岐点である

冬の夕日が眩いほどであった

この後、バスで市川市本八幡に出た
駅前の居酒屋で飲んだ熱燗は冷えた体に心地良かった


(千葉県市川市稲荷木)
0711/0712






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作者 Hitosh

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