磐梯山・五色沼
Bandaisan 1819、Gosikinuma 780−880m

五色沼
  福島県・猪苗代湖から見て、磐梯山の裏側(北側)の山麓にあるのが五色沼である。標高780m〜880mの所に散在する小湖沼群の総称。
  1888年(明治21年)の磐梯山の爆発で押し出された大泥流によって出来た泥流丘の窪地に水が溜まって出来たもので、水に含まれる成分や湖底の沈殿物によって、沼毎に水の色が様々に異なっているため、五色沼と呼ばれている。  
  今回の写真は、初めて五色沼に訪れたときのものである。会津若松から、猪苗代湖に抜け、そこから米沢に抜ける道に入って、桧原湖湖岸に車を停めて、五色沼巡りとしゃれこんだ。
  水の色は、期待したほどでは、無かったが、歩きやすい遊歩道が沼と沼を結んでいるので、快適な散策が出来るところである。  
  主な沼としては、青緑色の琵沙門(びしゃもん)沼、プランクトンが多く緑色をしている弥六(みろく)沼、柳沼、硫酸カルシウムのコロイド粒子を含んだ白色を帯びた青色の瑠璃(るり)沼、青沼、弁天沼、強酸性のマンガンの沈殿した深泥(みどろ)沼、酸化鉄が岸の水生植物に付着して赤く見える赤沼などがある。
琵沙門沼 
  一番大きな沼である、琵沙門沼には貸しボートが浮かんでいる。子供連れに丁度良い観光地となっている。晩秋や雪の積もった冬の方が趣があると感じた。この先の、桧原湖から米沢に抜ける西吾妻スカイバレーは、冬季は雪のため通行止めになっているので注意が必要である。
  今回はこのスカイバレーを通って米沢に抜け、そのあと蔵王に登った。  



ルート

会津若松〜猪苗代湖〜五色沼入口
〜五色沼〜檜原湖

歩行 往復 7km 2時間

駐車場・休憩所

五色沼入口、檜原湖湖岸  無料

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