丹沢、表尾根
Mt.Tannzawa Omoteone


三ノ塔頂上
  秦野よりバスで、ヤビツ峠に向かう。ここより、二ノ塔経由三ノ塔まで約1時間30分で到着。いつも、三ノ塔(1205m)では雨かガスがかかっており、晴れたことがなかったが、今回は初めて、綺麗に晴れ渡った。本では見ていたが、表尾根がこんなに素晴らしいところとは思わなかった。
表尾根全景
 三ノ塔から、烏尾山、行者ヶ岳、新大日、塔ノ岳と表尾根のすべてが見える。中央左で一番高ピークが塔ノ岳(1491m)である。右奥に丹沢山、蛭ヶ岳(1673m)と連なっている。丹沢という大きな山塊(東西40km、南北30km)がこれほどはっきり見えることは珍しい。それほどこの山は地理的に霧や雨が多い所である。
烏尾山
 
 三ノ塔の北斜面から、表尾根烏尾山へのルートである。この斜面は岩が露出し、北斜面のため、雪が降ると、氷結し、なかなか融けないため、滑りやすいので甘く見ると危険である。私自身が滑って、手を怪我したことがある。冬の丹沢は軽アイゼンは必携である。
烏尾山頂上
  山頂のベンチで昼寝するハイカー。後ろに迫っているのは、三ノ塔の頂上である。200mmの望遠で撮った写真である。この表尾根が、山好きの人にとっては、四季いつ来ても、何回来てもいい山となっている。昼寝にも良いし、山上宴会にも良い。日の出を見るのにも良い。山小屋も沢山ある。

 
 表尾根
  表尾根では、こんな光景に良く出会う。何となく、のどかな感じがする。それだけ、装備さえしっかりしていれば、都心よりも近く、手頃な山歩きができる尾根と言える。確かに天気は変わりやすいが、体力の応じ、どこからでも下山できるルートが出来ているのも安心である。
  あれほど、天気が良かった尾根も午後になると、ガスってきた。
ルート

小田急線秦野駅下車〜バス 50分

ヤビツ峠〜二ノ塔
〜三ノ塔(1205m)〜烏尾山
〜行者ヶ岳〜新大日〜塔ノ岳


歩行合計 4時間  
駐車場

ヤビツ峠 20台
菩提峠 20台

休憩所
ヤビツ峠、三ノ塔
烏尾山荘、書策小屋
新大日茶屋、木ノ又小屋


9905/0011







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