丹沢・政次郎尾根
Mt.Tannzawa Seizirou One
1205m

三ノ塔
  秦野よりバスで、ヤビツ峠に向かう。ここより、富士見橋、二ノ塔経由で、三ノ塔(1205m)まで約1時間30分で到着した。ヤビツ峠では、晴れていたのが、三ノ塔頂上はすっかり霧の中で見通しが悪くなった。
  今回、単独登山2回目で、丹沢表尾根縦走を試みた。
烏尾山へ
  三ノ塔より、烏尾山、行者ヶ岳、新大日を経て、もう一息で塔ノ岳という所で、霧が深くなり、小雨も降ってきたので、心細くなり、予定を変更して政次郎尾根を戸沢へ向け下った。
  単独山行と言うのは、風が吹いても、怖くなるって聞いていたが、まさにそんな感じであった。
政次郎尾根
 
 政次郎尾根は、下り50分(登り1時間20分)のコースであるが、途中の樹林帯に入ったところは、道がわかりにくく、所々に、枝に巻き付けてある赤いテープが頼りの下山になった。
  2回目の単独登山のため、余計不安になったが、沢の音(戸沢)が聞こえてきた時はほっとした。
  ここで、沢の音を聞きながら昼食をとる。お湯割りブランディと暖かいスープが旨かった。
源次郎沢出合
  水谷沢と源氏郎沢、そして戸沢の出合付近。ここから大倉までは水無川沿いの単調な林道歩きとなる。約7kmの道のりである。
  丹沢と言うと、沢登りが有名である。山々に深く食い込んだ多くの谷は、多くの滝、急流、淵、せせらぎを作り、変化に富んだ渓谷を作っている。
  その中で、有名なのが、この源氏郎沢で、花立山荘までの急登となっている。その他、水無川本谷、葛葉(くずは)川本谷、大山川、茅ノ沢、勘七ノ沢、ヤゲン沢、小草平ノ沢等が名が知られている。
表尾根
  林道より、表尾根を振り返った写真である。ガスっていたが、丹沢山麓の新緑が見事であった。
  東西40km、南北20kmの大山塊は、天然のダムとなっており、大きな水瓶の様である。あちこちで、いわゆる名水がわき出ている。
  この林道沿いの、竜神の泉と呼ばれている名水で喉を潤した。疲れたからだに浸みいるように旨かった。
大倉
  大倉に着くと、小雨も止んだ。いつの間にか大倉にこんな大きな橋がかかってしまった。以前は水無川の上に置かれた板の簡易橋をわたって大倉に抜けたが、今はこんな立派な橋が出来ている。付近は戸川都市公園として整備されている。
  大倉のバス停で飲んだ、缶ビールが殊の外、旨かった。ここより30分で、小田急の渋沢駅に着いた。


9804/0010







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