紀行写真集


甲州道中 ぶらり徒歩の旅 33

調布市・仙川町



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調布市


現甲州街道合流点

仙川に架かる大川橋を渡ると、
旧甲州街道は、国道20号線(現甲州街道)に合流する。

住所も、東京都世田谷区から調布市仙川町となる。
調布市は、甲州道中の合宿・布田五宿のあったところだ。



昌翁寺

現国道20号線に合流すると、
右手にある寺が、昌翁寺(しようおうじ)である。

門前には、元禄時代の庚申塔2基と、宝暦の廻国供養塔がある。
廻国供養塔は、諸国零場詣の途中に病などのため
不帰の人となった行者を供養するために建てられたものだ。

昌翁寺は、仙川領主の飯高主水貞政が、快要法印を師と仰ぎ、
この寺を建立して菩提寺とした。

飯高主水貞政は、もと今川義元の家臣であったが、
家康に帰属して旗本となり、下仙川村に領地を与えられた。



仙川駅前通り

街道左側の仙川駅前通りである。

調布市仙川町1丁目にある、京王線の駅である。
大正2年開業で、始発の新宿駅から11.5kmの駅だ。



仙川一里塚跡

仙川駅口の右側コンビニ(セブニレブン)の前に、
仙川一里塚跡碑がある。

日本橋から5里目の一里塚で、榎木が植えられていた。
かつては、ここが甲州道中と三鷹街道の交差点であった。



仙川2丁目交差点

仙川二丁目交差点である。
左は狛江方面、都道118号線である。

都道118号線は、ここ仙川二丁目と
世田谷区の小田急経堂駅前を結ぶ道である。


(東京都調布市 仙川町)
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