紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 130

福島・清水町宿〜伸興寺




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福島・清水町宿

出雲大明神境内
  境内の石塔群。山神や、水神、大神が祀ってあり、また庚申供養塔や十三夜塔などが整然と並べてあった。
境内社、二社
  出雲大明神の境内に、2社並んで建立されている。資料では、この内の一つが愛宕堂であると思われるが判別できなかった。


清水町宿・町並み

清水町宿の中心部の町並みである。

清水町宿は、町おこしの際、木の根が多く難儀したので、根子(ねっこ)町とも言われていた。
かつては根っ子土人形があり、文化・文政年間(1804〜30年)に
旅籠仙台屋の高橋吉郎次が初代製作者とのことであった。

しかし、明治末期から大正にかけ、布製雛人形に押されて衰退してしまった。



伸興寺

街道左手先に伸興(禅)寺。
境内には石仏石塔が集められていた。

藤原宗興卿の歌碑
  大きな馬頭観世音の横には藤原宗興卿の歌碑が建っていた。

  「 とても身の 旅路に消へば 塩釜の
   浦のあたりの 煙ともなれ 」

  安永3年3月十日(1774年)、藤原宗興卿がこの宿場で倒れ、亡くなる時に詠んだ歌である。享和3年(1803年)に清水町宿の有志が建立したとのことだ。

(福島県福島市清水町西裏、南裏)
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歩行略図
福島・松川町浅川〜浅川新町宿〜清水町宿〜JR南福島駅



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