紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 463
盛岡・玉山区渋民〜下田


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盛岡市・玉山


船田橋/北上川

国道4号線を進むと、北上川に架かる船田橋を渡る。

正面の岩手山が見事である。


北上川下流
  船田橋より北上川下流を見た写真である。下流にある四十四田ダムの影響であろうか川水が淀んでいるようであった。


渋民駅口

北上川の船田橋を渡ると、右渋民駅と書かれた標識がある。

今回は、ここから右側の坂道を登り、IGRいわて銀河鉄道の渋民駅に向かう。
この坂道を登った辺りが、玉山区下田字陣場地区となる。



IGR渋民駅

陣場の坂を上ると踏切があり、その手前で左折し暫く歩くと、
前方にIGRいわて銀河鉄道の渋民駅が見えてきた。

元の東北本線である。
平成14年に、東北新幹線の八戸延伸に伴い、JR東日本から分離され、
いわて銀河鉄道となった。

盛岡と青森県三戸町の目時駅を結ぶ、全長82kmの路線となったが、
目時駅から先の青い森鉄道と事実上の一体運行となっている。

盛岡ー八戸間の直通運転も、1時間あたり1本運行されている。

渋民駅は、昭和25年の開業で、石川啄木の時代にはこの駅は無く、
次の駅の好摩駅が最寄り駅であった。



渋民駅前、啄木歌碑

渋民駅前にある案内板と、石川啄木歌碑である。

   なつかしき
   故郷にかへる思ひあり
   久し振りにて汽車に乗りしに
                     〜 啄木

と刻まれてあった。

左の案内板には、「東北自然歩道、啄木を訪ねるみち」として、
ここ渋民駅から次の好摩駅までの約10kmが整備されており、
啄木の歌碑や所縁の地を廻ることができると紹介されてあった。

今回はここで、いわて銀河鉄道に乗り、盛岡駅に向かう。
今夜は、駅前の盛岡ニューシティホテルに宿泊予定である。


(岩手県盛岡市玉山区渋民字岩鼻、下田字船綱、陣場)
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