紀行写真集


甲州道中 ぶらり徒歩の旅 10

日比谷見附〜日比谷公園



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江戸

日比谷濠、日比谷見附

馬場先門から先は日比谷濠となっている。街道はこの左側である。
そして、日比谷濠の南端(写真前方)で、街道は濠に沿って直角に右に曲がっている。
その角に日比谷見附(日比谷御門)があった。

日比谷見附
  この石垣は江戸城外郭城門の一つ、日比谷御門の一部である。当時は枡形門となっており、石垣に囲まれたところに番所があった。


日比谷公園

日比谷見附の背後は日比谷公園となっている。

日比谷公園は、明治36年に開園されたドイツ式庭園で、
かつての長州藩毛利家と佐賀藩鍋島家等の上屋敷があった処である
屋敷は明治初年の火災で焼失して、その後は陸軍の練兵所となっていた。

旧日比谷公園事務所
  日比谷公園開園当時の公園事務所である。我が国最初の洋式公園であった日比谷公園の管理事務所として明治43年に竣工したドイツのバンガロー風の瀟洒な建物で、明治期の数少ない洋風建築の一つとして都の有形文化財に指定されている。
水飲み
  この水飲みは、日比谷公園開設(明治36年)当時のもの。鋳鉄製の重厚なもので、細かい装飾も施されており、デザイン的にも見応えのあるものとなっている。
  馬も水が呑めるようになっており、まだ交通の重要な部分を牛馬が担っていた当時が偲ばれる遺跡である。


(東京都千代田区千代田、日比谷公園)
0906/0908
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