紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 606

七戸町・98七戸宿


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七戸町


98七戸宿入口

南部縦貫鉄道廃線跡から旧奥州街道に復帰する。

正面の高瀬川(七戸川)に架かる七戸橋を渡ると、
旧奥州街道98番目の宿場であった七戸宿に入る。

この橋は江戸時代は板橋であった。



高瀬川(七戸川)上流側

七戸橋より、高瀬川(七戸川)上流を見た写真である。
汽水湖である小川原湖に流入している川だ。

なお、手元の地図では高瀬川と書いてあるが、
高瀬川の名称は、小川原湖から河口までの7kmほどの範囲のみに
限定されることが多いようだ。



98七戸宿

七戸宿の町並みである。
地名は七戸町字七戸となっている。

この左側の丘の上には七戸城があった。



七戸宿旧家

街道左側に旧家が並んでいた。

左の旧家は、もと山勇商店で、醤油・味噌の醸造元であったが、
現在は廃業となり、この建物は今でもイベント等で使用されている。

右側の旧家は、
軒先に杉玉の掛かった清酒駒泉(こまいずみ)で知られた叶キ田庄兵衛だ。
七戸歴史建物継承酒蔵として指定されている。

元文年間(1736ー1740年)に、
近江商人であった初代平次兵衛が、七戸で商いを始め、
安永6年(1776年)に高瀬川の伏流水を利用して
酒造りを開始した由緒ある蔵元のようだ。

なお、現在の蔵元・盛田庄兵衛氏は11代目とのことである。



七戸町イベント広場

街道右側にある町営の七戸町イベント広場だ。

野外ステージもあり、多彩なイベントが行なわれているようだ。


(七戸町七戸)
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歩行略図
七戸町境〜七戸宿〜七戸十和田駅〜中野分岐



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