紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 628
野辺地町・八幡宮〜野辺地港


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野辺地町

野辺地八幡宮、拝殿

野辺地宿の出口にある野辺地八幡宮に参拝。

この本殿は、成徳4年(1714年)に再建されたものだ。
建築様式を損なうことなく建立当初の姿をそのまま留めており、
江戸時代中期の神社建築のありさまを示す文化財建造物として、
青森県重宝に指定されている。

なお、野辺地八幡宮は、慶長3年(1598年)の創建と伝えられている。



金毘羅宮

野辺地八幡宮境内にある金毘羅宮だ。

仙台屋安田兵衛を始めとする野辺地宿の廻船問屋達により、
海上安全を祈願して文政5年(1822年)に勧請されたものだ。

本殿の大工棟梁は盛岡の畠山清八で、
建立当初の姿をそのまま残しているとの事。

青森県重宝に指定されている。


みちのく丸来航記念特別展
  復元北前船みちのく丸の建造と帆走パネル展が、野辺地町立歴史民俗資料館で、6/12より開催されるとのことであった。

  北前船・日本海文化交流事業は国土交通省の後援で、北前船を復元し、日本海沿岸の北前船ゆかりの港を順番に巡り、各港で船を展示、みちのく丸の構造を知ってもらい、一枚帆を操った航法を再現するとのこと。



JR大湊線踏切

八幡宮より街道に復帰すると、程なくこのJR東日本大湊線の踏切を渡る。

大湊線は、野辺地駅と下北半島のむつ市大湊駅を結び、延長58.4kmで、
大正10年に全線開業している。



野辺地港、常夜燈公園

大湊線の踏切を渡り、街道右側にある野辺地港に向かう。
正面に野辺地港にある、常夜燈公園が見えてきた。

盛岡藩の日本海航路への窓口として賑わった野辺地湊へ、
夜間入港する船への目印として、旧暦の3月10日から10月10日までの間、
毎晩火が灯されていた。

この常夜燈は、野辺地の廻船問屋の野村治三郎、関西の船主橘屋吉五郎が
中心となって建立したとの事。

その常夜燈を中心に常夜燈公園として整備されているところだ。


(野辺地町 野辺地 浜掛)
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歩行略図
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