紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 643
平内町・101小湊宿


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平内町
小湊、石塔
  街道左側にある古石塔。風化していたが「山祇神」lと読めた。
  「大」の字は判明できなかったが、多分、「大山祇神(おおやまつみのかみ)」の事であろう。別名和多志大神で、山と海を司る神だ。


小湊橋、小湊川

ここで、小湊川に架かる小湊橋を渡る。

この橋を渡ると、
旧奥州街道101番目の宿場・小湊宿の中心部である小湊字小湊地区となる。

平内町の中心部で、歴史民族資料館や図書館などがある。

もともとは、蝦夷のチャシ(アイヌ語で館、砦)があったようだ。
黒石津軽藩領のときは、ここに小湊代官所が置かれていた。



小湊川上流

小湊橋より、小湊川上流を見た写真である。

前方の奇怪な形をした山は、引ノ越山(ひきのこしやま、267m)である。
山の右半分が砕石のため削られてしまい、痛ましい姿となっている。

何度か砕石業者が変わり、そのいずれも倒産してしまったとのこと。

この山の石は安山岩で、
固く水分吸収率が線路の敷石に適していたので、
主に旧国鉄に販売されていた。

小湊川は、引ノ越山の右手(西側)にある高地山(366m)、
前高森山(343m)の南麓を源流とする川で、
小湊で盛田川と合流し陸奥湾に流入している。

河口付近がハクチョウ渡来地として特別天然物に指定されているところだ。



101小湊宿

小湊川に架かる小湊橋を渡ると、平内町小湊字小湊地区となる。

旧奥州街道101番目の宿場・小湊宿の中心部である。



小湊宿丁字路

旧小湊宿を進むと、すぐこの丁字路となる。
ここで右折したところに、小湊代官所があった。

今は歴史民俗資料館、図書館となっている。
正面の建物は、青森銀行小湊支店である。


(平内町 小湊 字小湊
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