紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 679
青森市・沖館〜新城川
Hitosh
青森市 |
青森港入口 |
青森市沖館地区に入る。 次の信号を右に入ると、青森港である。 旧街道は直進で、標識には竜飛、蓬田と書いてあるところだ。 青森港は、陸奥湾の最奥部に位置する、波浪の少ない天然の良港だ。 江戸時代初期の寛永元年(1624年)、 弘前藩2代藩主津軽信政により、開港奉行に任じられた森山信実が、 当時外ヶ浜の一漁村であった善知鳥村に港が開かれた。 その後、江戸時代を通じて藩の商港として栄えた。 明治後期以降は、青函連絡船の就航により、本州と北海道を結ぶ港となった。 青函連絡船の運航終了後も、北海道と本州を結ぶフェリーの発着地となっている。 |
フェリー大橋 |
旧街道(松前道、国道280号)は、 ここで国道7号線(羽州街道、弘前方面)と 青森フェリー埠頭を結ぶフェリー大橋の下を潜る。 右へ行くと、津軽海峡フェリー青森ターミナルとなる。 |
新城川、新井田橋 |
新城川に架かる新井田橋だ。 新城川(しんじょうがわ)は、大釈迦(だいしゃか)丘陵を源流として、 鶴ケ坂、新城をJR奥羽本線に沿って貫流して、 ここで陸奥湾(青森湾)に流入している。 |
新城川・河口側 |
新井田橋の上から、新城川下流(河口側)を見た写真である。 この新城川が旧新城村と旧油川村の境界となっている。 |
薬師如来と地蔵堂 新城川の新井田橋を渡ると、青森市油川に入る。油川は大字名で、旧奥州街道104番目の宿場油川のあったところだ。 油川入口付近右側に薬師瑠璃如来石像があり、その奥には地蔵堂がある。 この背後には共同墓地があり、如来像の左側は、青い鳥保育園となっている。 |
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