紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 742
外ヶ浜町三厩・厩石~義経寺


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厩石前、源義経渡道之地

三厩の厩石前に立っている「源義経渡道之地」標識。
ここから、蝦夷ヶ島(北海道)へ渡ったという場所だ。

左の石碑は、大きい方が「源義経龍神塔」、
その右が「静御前龍神塔」である。



三厩中浜、10体地蔵尊

三厩中浜集落の入口付近にある辻堂の中には、
何と同じ衣裳を着た10体の地蔵尊が安置されてあった。

津軽半島を歩いていて、
終点の三厩中浜の、この地蔵堂がもっとも豪勢であった。



三厩、義経寺参道

厩石から、崖の上の龍馬山義経寺へ向かう。
旧街道歩きで疲れていたが、最後の頑張りであった。

右の標識には、中浜と書かれてあった。
この急な階段を上ったところにある義経寺の地名は、三厩家ノ上となってる。



三厩漁港全景

義経寺へ向かう坂道の途中から、三厩漁港を見下ろした写真である。

左前方の山並みは津軽半島の高野崎だ。

三厩港が湾(三厩湾)の奥の、
如何にも天然の良港であることが伺われるところである。



義経寺山門

急な階段を上り詰めると、正面に龍馬山義経寺の山門がある。

義経が海を渡った500年後の
江戸時代初期(寛文7年、1667年)、三厩に訪れた円空が、
厩石の上で義経の守り神であった観音像が光っているのを見つけた。

円空は、流木で仏像を彫り、その胎内に観音像を納め、
小さな堂宇を建てたのが、この義経寺の始まりとのことだ。

現在、この円空仏は、青森県の重要文化財に指定されている。


(外ヶ浜町三厩 中浜 家ノ上)
1210/1510

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