紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 744
外ヶ浜町三厩・中浜~義経海浜公園


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三厩中浜、義経海浜公園入口

三厩中浜の集落を進むと、
右側が開け、正面に義経海浜公園がある。

ここから北海道へ、
源義経が逃げて行ったという伝説をもとにつくられた、
外ヶ浜町の三厩中浜にある広大な公園だ。

海水浴場や、更衣室、温水シャワーを備えた監視塔もあり、
海をバックにした野外ステージ、芝広場、ピックニックゾーンや、
義経伝説をイメージした散策路や築山を設けた歴史ゾーンも出来ている。



義経海浜公園正面

義経海浜公園の入口にある
外ヶ浜町総合交流促進センター「かぶと」で、
この左側は駐車場となっている。

総合交流促進センター「かぶと」内には、
漁業資料の展示、特産品の販売、軽食休憩コーナーもある。

売れ筋商品は、紅鮭寿し、数の子三昧、鰊切込とのこと。

珍しいものでは、地元の味「若生おにぎり(わかよまんま)」がある。
若い柔らかい昆布で包んだおにぎりで、
昔から食べられていたようだ。

左中央のタワーは、海水浴場の監視塔だ。



義経海浜公園庭園

義経海浜公園は、
散歩コース(ピクニックゾーン)としても良く整備されている。

その他、自然の海釣りを楽しめる釣りデッキや、
磯浜の生き物観察ができる磯場もある。



義経海浜公園、海水浴場、甲岩

義経海浜公園の海水浴場だ。
中央の岩が、甲岩である。

義経が蝦夷地へ渡る時に、
無事に渡れるようにと、
自分の甲を海神に捧げたと場所と伝えられている。

義経海浜公園で、旧奥州街道完全踏破の余韻を楽しんだ後、
公園すぐ傍の龍飛旅館に向かう。



三厩中浜、龍飛旅館

三厩中浜にある龍飛旅館である。
この辺には旅館の他、民宿もあるところだ。

この龍飛旅館が、旧奥州街道ぶらり徒歩の旅の 最後の旅館となった。
風呂の後、旅館自慢の海鮮料理にビール、そして地酒は、
旧奥州街道無事踏破の感慨と合わせ、まさに至福の時であった。

旅館の女将が話好きで、
旧奥州街道徒歩の旅の最後の夜を楽しく過ごすことが出来た。

翌日は、津軽半島先端の龍飛崎を訪問し、
その後、蝦夷地(北海道)の松前に向かった。



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以上で旧奥州街道完全踏破、完了。

足掛け5年と3ヶ月をかけて、東京の日本橋からここまで歩いてきた。
歩いた距離は857.1kmである。

東京日本橋から九州大宰府までも歩いているので、
これで大宰府から三厩まで日本縦断が完了したことになる。

東京・日本橋から大宰府までの距離1380kmと合わせると、
ここ三厩まで計約2240kmだ。
気の遠くなるような距離を8年掛けて歩いたことになる。

感無量であった。

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江戸日本橋をからここまで、
長期間にわたり何かとご支援いただきありがとうございました。




(外ヶ浜町三厩 中浜 )
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