紀行写真集


旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 27

陸奥・白坂峠道〜皮籠



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陸奥・白坂

白坂峠道
  白坂宿を抜けると峠道となる。林間の実に快適な道であった。
途中右手に古い馬頭観世音と新しい牛頭観世音があった。
馬の保護神が馬頭観世音なら、牛の保護神だから牛頭観世音が
あっても良いだろうと作られたようだ。

  なお、馬頭観世音は、馬頭明王ともいい、八大明王の一つである


愛宕沢・那須連峰

  愛宕山山麓にある日本料理店・京橋を前を通ると視界が開け、那須連山が一望できた。この先がJRの白坂駅のあるところだ。


白坂・皮籠
  白坂の峠を越えると、皮籠(かわご)の集落が見えてきた(上写真)。集落の手前が皮籠の交差点だ。

  この交差点の右がNHKテレビのドラマ「天地人」で知られた幻の白河決戦の地である。

  「革籠原(かわごはら)の防塁跡」と書かれた、未だ新しい看板があった(下写真)。
慶長5年(1600年)、関ヶ原の戦の前、会津討伐で北上してきた家康との
決戦の地として、上杉軍が陣を築いたところだ。

  大規模な防塁で、その一部が今も残っているという。
しかし、家康軍は石田三成挙兵との知らせを受け、小山でUターンして
関ヶ原の戦となり、此処での戦は幻の決戦の地となった。

  今回は、此処で旧街道歩き中断して、この交差点を左折しJR白坂駅に向かう

(福島県白河市白坂字皮籠)
0905/0908
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歩行略図
境の明神〜新白河駅



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