紀行写真集


旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 61

須賀川市一里坦〜千日堂



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須賀川


旧奥州街道、一里坦

須賀川一里塚を抜けると、旧街道は国道118号線の中央分離帯に遮られ、
先に進むことが出来ない。
仕方無しに、左の国道4号線の一里坦信号まで迂回して、国道118号線を横断する。
そして、旧奥州街道に戻ったのが上の写真である。

しかし、この旧奥州街道も写真右手のJR東北本線に遮られて、先に進むことが出来ない。
ここには、須賀川駅管内の南側の最初の旧奥州街道の踏切があり、
「第一奥州踏切」と呼ばれていたが、今は廃止されているためである。



並木町

旧奥州街道の踏切が廃止されているので、仕方なく、国道118号線を右に進み、
東北本線のガードを潜った所で左折して、線路沿いの道を行き、旧奥州街道に復帰する。

写真は、東北本線の反対側の、線路沿いの道である。



濁り池(並木児童公園)

旧奥州街道に復帰して、暫く進むと、左側に須賀川濁り池跡がある。
江戸時代より続く溜め池であったが、現在は埋め立てられて、並木児童公園となっている。

この公園の端に、3基の石碑が建っている。
一つは「須賀川濁り池」、そして「並木児童公園」、さらにもう一つは古稀を記念した漢詩で、
「人生七十古稀塞翁一条未覚」云々と彫られてあった。



千日堂

並木町を抜け、千日堂地区に入ると、右側の集会所の奥に、千日堂がある。
説明によると、正しくは千日堂子育延命地蔵尊というようだ。

人間の苦悩や悲哀を救ってくれる御仏が地蔵菩薩である。
この地蔵尊信仰は奈良時代に始まり、鎌倉時代に、各地で地蔵菩薩の像を造り、
安置されるようになった。

この千日堂の先で、旧街道は枡形となっていたが、今は直線道路となっている。
旧奥州街道37番目の宿場・須賀川宿の入口である。



(福島県須賀川市一里坦、並木町、千日堂))
0910/0912

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