紀行写真集


旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 104

46杉田宿・南杉田宿〜杉田川




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46杉田宿


南杉田宿

二本松市の薬師を抜け、坂を下り西町に入る。
この辺が、奥州街道46番目の宿場・南杉田宿の入口であろうか。
街道が枡形になっているところだ。

杉田宿は、この南杉田宿と北側の北杉田宿に分かれて、半月ごとに交代していた。
この様な例は、幕府管轄の五街道では甲州道中に多く見られる。
住民の負担の軽減を図ったものだ。

資料によると、西町の北端から現在の杉田小あたりまでが南杉田宿であったようだ。
道路の付替えや拡幅工事等で、今は様子が大分変わっている。



南杉田宿家並

それでも、旧宿場らしい家並が残されている。


杉田橋

杉田川に架かる杉田橋である。江戸時代は、少し上流側に架かっていた。

この橋を渡り少し進んだ所が北杉田宿である。



杉田川下流側

杉田橋より杉田川の下流側を見た写真である。
この先で阿武隈川に合流している。

杉田川は、安達太良山(1700m)と和尚山(1602m)の間の谷が源流である。
数え切れないほどの小滝やナメ滝があり、それぞれに立派な釜がついており、
沢登りコースとして知られている。

日本百名渓谷の一つにも選ばれている。


JR東北本線踏切
  JR東北本線の踏切である。第6奥州街道踏切と書かれてあった。
  この踏切を渡ると右側に杉田駅がある。緩いカーブの途中にある駅で、開業は昭和23年である。
  


(福島県二本松市西町、杉田町)
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歩行略図
45本宮宿・北町〜46南杉田宿〜北杉田宿



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