紀行写真集


旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 108

二本松宿・本町〜二本松神社




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二本松


二本松宿・本町

松岡の枡形を抜けると、本町に入る。
文字通り、二本松の中心部である。

二本松は足利時代からの城下町で、幕末では中通り第一の大藩であった。
この二本松の地名の由来は、鶴松、亀松の2本の霊松が
旅人の目安になっていたからとの伝承があるようだ。

この先の右側にはJR東北本線の二本松駅、そして左側には二本松神社がある。



二本松神社大鳥居

二本松神社は、1150年(久安6年)頃、地頭安達盛長が守護神として、
田地(でんち)ヶ岡に勧請したのが始まりと伝えられている。

その後、奥州探題畠山満泰が白旗(しらはた)ヶ峰の霧ヶ城に遷宮し、
寛永20年(1643年)丹羽氏が二本松に10万石で入部、同じ場所に
二本松城(霞ヶ城)築城した時に、神社はここに移された。

10月4,5,6日に行われる例大祭の提灯祭りは日本三大提灯祭りの一つ。
1台に300余の提灯をつけた7台の太鼓台が町内を練り歩くとのことだ。


二本松神社境内
二本松神社拝殿
  街道に面した大鳥居を潜り、長い階段を登ると正面に拝殿がある。
  藩主として入部した丹羽光重公の敬神愛民の精神から丹羽家の守護神である八幡宮を左に、領民の守護神である熊野宮を右に二つの神様を祀る御両社となっている。
  江戸時代は御両社と呼ばれていた。なお、現在の社殿は文化2年(1805年)に築造されたものとのこと。


二本松神社参道、階段

参拝を済ませ、階段をおりる。
今日の旧街道徒歩の旅はここで中断して、JR二本松駅前のホテルに向かう。



(福島県二本松市本町)
0912/1005

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歩行略図
二本松・北杉田宿〜47二本松宿〜JR安達駅



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