紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 239

多賀城神社〜作貫


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多賀城市


多賀城築地、多賀城神社

多賀城政庁の裏(北側)には一部であるが築地が復元されている。

右手の社は、多賀城神社である。
後村上天皇と南朝の忠臣、北畑親房、北畠顕家、伊達行朝、結城宗広等を
祀った神社で、昭和27年に創建されたものだ。

戦前に計画されていたが戦争の悪化で実現できず、
戦後になってやっと建立された神社とのことである。



作貫地区

多賀城と政庁の間の道を東に進むと、Y字路になっている。

左側の道が、作貫(さっかん)地区経由外郭東門に向かう道で、
右側の道は多賀城外郭南門方向である。



作貫地区遺跡

外郭東門へ行く途中の右側にある作貫(さっかん)遺跡である。

多賀城政庁の東側にあり、役所があった処で、母屋を中心にコの字型に配置され、
堀や土塁で囲まれていた。
規模からも陸奥国府の主要な役所であったようだ。

中世期は豪族の居館となり、江戸時代は塩竈神社の神官の屋敷として使われていた。


空堀覆屋
  作貫地区の往時の空堀が掘り出され、覆屋の中にそのまま保存されてあった。


作貫主屋跡

作貫地区役所の主屋跡で、廂(ひさし)付きの建物であったとのことである。



(宮城県多賀城市市川)
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歩行略図
多賀城市・JR国府多賀城駅〜多賀城・政庁跡



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