紀行写真集
旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 245
JR松島駅〜JR仙台駅
Hitosh
浜街道・仙石線ガード |
瑞巌寺参詣のあと、松島湾に並行している国道45号線を北上する。 国道45号線は仙台市から太平洋沿岸を経て、青森市へ至る全長510.7kmの国道で、 国道6号線の陸前浜街道に対し、こちらは浜街道と言われている。 仙台、陸奥国府多賀城、松島、三陸海岸等を経由するため、 私も車を走らせたことがあるが、東北の観光ルートともなっている。 写真の前方はJR仙石線の高架で、右側は高城川である。 上流の品井沼干拓と鳴瀬川、吉田川の洪水予防のために、松島丘陵に トンネルを開削して造られた人工河川で、元禄11年(1698年)に最初の潜穴排水路が 完成している。 |
JR松島駅 |
JR仙石線のガードを潜り、その先を左に向かうとJR東北本線の松島駅に着く。 明治23年に初代松島駅が設置されたのは、ここでは無く、 山沿いの山線と呼ばれたところであった。 昭和31年に現在のここ海線に新松島駅が開業し、 昭和37年に駅名がもとの松島駅に戻されている。 なお、初代松島駅の駅舎は、松島町健康館として今でも利用されている。 今回はここで、旧奥州街道徒歩の旅のオプションとして回った多賀城、松島を中断し、 東北本線で仙台駅に戻った。 |
仙台 |
JR仙台駅 |
JR仙台駅は、東北地方中心都市仙台の代表駅で、東北地方最大のターミナル駅だ。 開業は明治20年で、東京からの距離は351.8kmである。 旧奥州街道終点の三厩までの鉄道の距離は773.4kmであるので、 約45%を踏破したことになる。 今回は、仙台駅前のホテルサンルート仙台に宿泊する。 明日よりは、再び旧奥州街道の仙台・芭蕉の辻に戻り、徒歩の旅の再開である。 次は、いよいよ旧奥州街道後半の松前道である。 |
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