紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 248

仙台・青葉神社〜光明寺


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仙台

青葉神社

青葉神社は、仙台市中心部の北の北山丘陵上にある神社で、明治7年に創建された。
祭神は伊達政宗、神名は武振彦命(たけふるひこのみこと)である。

北山丘陵は、北山五山と呼ばれる寺が並んでいるところだ。
その一つの伊達家の菩提寺である東昌寺の敷地の西側2/3を割譲して
この青葉神社が造られている。

三春滝桜
  青葉神社境内に、天然記念物である三春滝桜と説明のある枝垂桜がある。三春滝桜の枝挿しをしたものであろう。


青葉神社前通り

青葉神社の前を右折した旧奥州街道で、この街道の左側の丘陵にある
北山五山(覚範(かくはん)寺、東昌寺、光明寺、満勝寺、資福(しふく)寺)の門前町であった。

街道はこの先で、今度は左折となっている。



東昌寺

北山丘陵の上にある伊達家4代目政依の菩提寺・東昌寺である。

伊達家の初代から3代までは、明確な菩提寺は無く、
4代目の伊達政依が桑折に菩提寺を開基したのが始まりとのこと。
同時に政依は先祖の寺として初代夫妻の2寺、3代目夫妻の2寺の計5寺を開基した。
この五寺は伊達五山と呼ばれていた。

室町時代には、東昌寺は「安國寺」となり、陸奥随一の寺となり、
300人の修行僧がいたという記録が残されている。

伊達家の居城が変わるたびに寺も移動し、慶長5年(1600年)の仙台城築城の際、
城から見て丑寅の方角であるここ北山丘陵地に、鬼門除けの寺として造られた。


光明寺
  伊達五山の一つで、伊達家の初代朝宗(ともむね)の夫人を祀った寺。
  ここに支倉六右衛門常長の墓と、常長を案内した宣教師ルイス・ソテロの碑が建っている。


(宮城県仙台市青葉区青葉町、北山)
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