紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 318

栗原・有壁宿・新町〜本町


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栗原・金成有壁


有壁宿絵図

JR有壁駅より旧街道に復帰する。
JR東北本線の踏切を越えたところに、有壁宿の絵図が掲示されていた。

左上から右下に伸びる道が、旧奥州街道の有壁宿である。
絵図中央左下がJR有壁駅で、その上が駅前通りである。



萩野酒造店
  街道左側にある萩野酒造店。赤いレンガ積みの煙突が特徴の酒蔵だ。主要銘柄は古くからの「萩の鶴」と、新しい「日輪田」とのこと。
  創業は天保年間(1830〜1844年)という。有壁本陣の佐藤家は萩野酒造の本家とのことだ。  
有馬川
  有壁宿のほぼ中央を横切っている有馬川である。岩手県との県境付近を源流として、北上川支流の金流川に合流している河川だ。
  川の左側は有壁本陣跡である。


有壁宿本陣跡

有間川を渡ると右側に重厚は建物がある。
かつての有壁宿本陣で、延喜元年(1744年)に改築されたもので、
国史跡に指定されている。

仙台藩以北の緒大名の参勤交代、幕府の巡検使等の休息や宿泊に利用された。
明治になってからは、ロシアのコンシュル(領事)や、明治天皇の東北巡幸時にも
利用された。

御成門、平屋建ての本屋、2階建ての長屋、土蔵6棟、馬屋1棟からなっている。
代々本陣を務めた佐藤家には、宿場検断文書や、本陣宿泊文書、
佐藤家内度文書等の他、関札74枚が保存されているという。


(宮城県栗原市金成有壁新町、本町)
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歩行略図
79金成宿〜80有壁宿



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