紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 368

奥州市・水沢宿横町〜大町



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奥州市・水沢宿

メイプル連絡橋
  もとジャスコ水沢店であるが、2004年に撤退し、現在は建物をリニューアルして大型商業施設「メイプル」(叶沢クロス)として、2006年にオープンした。


JR水沢駅前通

水沢駅前通り。
手元の地図には水沢停車場線と記されている。
この先450mのところに、JR東北本線の水沢駅がある。
水沢駅は明治23年の開業で、東京より470.1kmの駅である。

この通りは、すっかり恒例となった「奥州水沢夏祭り」のメイン会場となるところだ。
2000人以上が踊り歩く「水沢ざっつぁかまつり」や
創作演舞が披露される「千支和」等が行なわれる。



大町

水沢宿横町から大町に入る。
ここが水沢宿の中心であった。

写真中央の店舗は酒屋の千葉正商店である。
清酒新政と、岩手の地酒セット「水沢三偉人物語」発売元の看板が架かっていた。

水沢は偉人の町としても知られている。
その中で特に、高野長英、後藤新平、斎藤實が水沢三偉人と呼ばれているようだ。
市内に、三人ともそれぞれ立派な記念館が建てられている。

そういえば、民主党の小沢一郎氏の本籍地も水沢区袋町である。
地元の水沢小学校、東水沢中学校(旧常盤中学校)で学んでいる。

いずれ水沢偉人の一人として数えられるのであろう。


南枡形入口跡
  左側に南枡形入口跡の石柱が建っている。大町より水沢城(現奥州市役所)へ向かう二本の道の一つで、枡形(クランク形道路)となっていた。


大町町並み

道幅が狭くなる。

写真右手の後藤屋は和菓子専門店で、前述の酒屋の「水沢三偉人セット」ではないが、
こちらは、後藤新平の「大風呂敷」、高野長英の「二物考」をそのまま名付けた
菓子折りが売られていた。

駒ケ岳の残雪の形を模した「駒かすみ」や、民謡の「麦つき節」を
そのまま名付けて、水沢銘菓として販売している。

お国柄を感じさせ、微笑ましいネーミングである。



(岩手県奥州市水沢区横町、大町)
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歩行略図
奥州市水沢区・南町〜水沢宿〜胆沢城跡〜胆沢川



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