紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 398
北上市・二子町〜村崎野



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北上


二子町

二子一里塚を過ぎると、右側(東側)が大きく開けている。
堰を開削し、原野を開拓した藩政時代の人々の苦労が偲ばれるところである。


JR村崎野駅
  左側にJR村崎野駅がある。東京より492.2kmで、大正8年に村崎野信号所として開業して、昭和25年に駅に昇格している。
  駅の住所は、「北上市村崎野15地割513」となっている。この地割という表現は、岩手県に入ると、急に多く目にするようになった。
  どうやら地番の上位区分で字名に相当するようである。因みに地図で数えてみると、村崎野だけで1地割から26地割まであった。
八重樫長兵衛顕彰像
  街道右側の伊勢山公園入口付近に、八重樫長兵衛顕彰像が建っている。
  大正2年飯豊町の旧家で生まれた郷土の先覚者で正七位勲五等双旭日掌を受賞した元北上市長である。


伊勢神社

街道右側にある天照御祖神社(通称伊勢神社)。
南部藩士奥寺八左衛門定恒の勧請した神社である。
奥寺は前述の奥寺堰を開削した人だ。

和賀地方の開拓に尽力した人だ。

秋の例祭には、五穀豊穣や無病息災を祈願して、村崎野大乗神楽、門屋大神楽、
飯豊鬼剣舞神楽などの伝統芸能が奉納されるとのことである。


伊勢神社拝殿
  参道の階段を登ったところにある、真新しい千木の伊勢神社拝殿である。昭和54年に改築されたものだ。
石塔群
  伊勢神社境内に、街道筋にあった石塔が集められてあった。
  左から金比羅2塔、そして秋葉山、金刀比羅、観世音と刻まれてあった。建立年月は判読できなかった。

(岩手県北上市二子町、村崎野)
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歩行略図
JR村崎野駅〜成田一里塚〜花巻市境〜外台



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