紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 421
花巻市・石鳥谷宿中町



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石鳥谷宿


薬師堂川橋

薬師堂川を渡ると、石鳥谷宿の中町に入る。
この辺が、旧石鳥谷宿の中心であったのだろう。


薬師堂川下流水門
  薬師堂川の下流側には水門があり、その先は北上川だ。
  薬師堂川は、黒森山(415m)の東麓、石鳥谷温泉の東側を源流とする川である。


北上川上流

北上川の上流側である。

正面の橋は大正橋だ。
県道102号線(石鳥谷大迫線)である。

地図ソフト「カシミール3D」で確認すると、左の形の良い山は姫神山(1124m)のようだ。
右手は早池峰山(1817m)に連なる北上山地の兜明神岳(1005m)らしい。

こらからの街道歩きは、右に姫神山、左に岩手山を従えての歩行となる。



北上川下流

北上川の下流である。
多数の渡り鳥が羽を休めていた。

北上川の河口へも行ったことがあるが、まさに東北最大の川で全国でも4番目に入る。
旧奥州街道は、この北上川沿いを北上して、源流(岩手町)まで辿ることになる。

今回はここで川を眺めながら休憩した。

思えば学生時代、友人のギターで始めて爪弾いた曲が「北上夜曲」であった。
水沢農学校に通う菊池規と八戸中学校の生徒であった安藤睦夫が
水沢(現奥州市)で作った歌である。

  ♪ 匂い優しい白百合の
    濡れているよなあの瞳
    想い出すのは 想い出すのは
    北上河原の月の夜 ・ ・ ・ ・

余談であるが、この時のギターの音色に惹かれ、クラシックギターに嵌りこんでしまった。
その思い出の曲でもある。



菊の司酒造

北上川の堤防でのんびりした後、再び街道に復帰する。
写真は左側にある菊の司酒造の七福神工場である。

菊の司酒造は安永年間(1772〜1778年)創業の老舗で、
銘柄は「菊の司」と「七福神」である。

なお、焼酎の銘が「だだすこだん」とのことであった。


(岩手県花巻市・石鳥谷町好地、中町)
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歩行略図
花巻市・JR石鳥谷駅口〜紫波町・JR日詰駅口



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