紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 427
紫波町・桜町本町川原〜日詰郡山宿口



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紫波町


志賀理和気神社霊石「赤石」

天正年間(1573〜1592年)、郡下66郷の領主であった斯波孫三郎詮直が、
北上川で遊覧のおり、川底に赤石の大石を見て、紫色の水波に漂うその美しさに
感有って一首を詠じたのが

  「けふより 紫波と名づけん この川の 石にうつ波 紫に似て」

この地方はこれまで子波、斯波、斯和と地名が変わっていたが、以来「紫波」と改まり、
当和気神社も通称赤石大明神、赤石神社、赤石さんと呼ばれるようになった。

赤い鳥居の奥には詮直によって引き揚げられた赤石が、霊石として当社に奉安され、
霊石として崇拝されてきた。


赤石天満宮、坂下稲荷社
  境内社である赤石天満宮(左)と、坂下稲荷社。
庚申神社
  志賀理和気神社を出て、旧街道に復帰する。紫波運動公園の入口付近に庚申神社があった。左にある大きな庚申塔2基と、真新しい狛犬が印象的であった。


紫波運動公園

街道右側にある紫波運動公園。

野球場、陸上競技場、総合体育館、夜間照明の付いたテニスコートが
完備された立派な施設である。



88日詰郡山宿口

正面に県道25線(紫波川井線)との交差点だ。

右に行くと、運動公園の北側を通り、北上川の紫波橋を渡る。
かつての日詰河岸があったところだ。

この交差点を渡ると、旧奥州街道88番目の宿場・日詰郡山宿のあったところに入る。


(岩手県紫波町・桜町本町川原、大坪、下川原、日詰郡山駅)
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歩行略図
紫波町・JR日詰駅口〜日詰郡山宿〜郡山城址〜JR古館駅



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