紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 499
一戸町・旧中山集落


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一戸町


旧中山青面金剛塔

旧中山集落に入ってすぐ左の丘の上に旧中山青面金剛塔がある。

一戸教育委員会建立の説明板によると、
中山集落(現・旧中山区)の南の入口に建つこの塔は、
安永4年(1775)と記銘された、一戸町でもっとも古い青面金剛塔だ。

この塔は、庚申塔として建てられたもので、顔は憤怒の相、中央の手は合掌し、
上の手は弓と矢を構え、下の手は蛇を捕らえ、虎の皮の袴をまとい、
上部に「日」「月」、左右に2羽の「鶏」、足下に3匹の「猿」が
刻まれた青面金剛としては典型的な姿をしている。

一戸町に残る庚申塔の殆どは、集落の入口や分岐点など道沿いに立てられており、
旅人や、村の安全を守る道祖神と同じ役割を担わされていたようだ。


青面金剛塔
  階段を登ってみる。中央が青面金剛塔で、右は頚部か欠けているが地蔵尊のようだ。そして、左側は○○○信士と読めたので、墓碑の様であった。


旧中山集落

かつての中山(現・旧中山)集落の中心部だ。

国土地理院の地形図を見ると、40、50軒ほどの家があるようだ。



旧中山集落出口

旧中山集落の北側の出口付近である。

藁葺き屋根に赤いトタン板をかぶせた旧家があった。



高原野菜畑

旧中山集落を抜けると、左右に広大な畑が広がり、
高原野菜を栽培しているようであった。


(一戸町中山、旧中山)
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