紀行写真集



旧奥州街道ぶらり徒歩の旅 519
一戸町西法寺・荷坂〜老ヶ舘


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一戸町


西法寺、荷坂入口

女鹿川に架かる女鹿橋を渡ると、地名は小鳥谷から西法寺に変わる。
女鹿橋を渡り、少し進むと右側に、旧奥州街道が残されている。

一戸町の建てた標識には「ここは荷坂(にさか)、
直進 老ヶ舘、天保7年百姓一揆集結地」と書かれてあった。

この標識が無ければ、通り過ぎてしまうような道筋であった。

なお、地名となっている西法寺の毘沙門堂(寛文3年建立)は
岩手県の有形文化財に指定されている。



荷坂・旧奥州街道

荷坂を登る。

落ち葉がぎっしりであった。



老ヶ舘

前方に、峠が見えてきた。

標識によると、ここは老ヶ舘(おいがたて)と呼ばれているようだ。


老ヶ舘入口
  街道右側に、さらに山を登る道が続いている。老ヶ舘入口と標識が建っていた。


老ヶ舘跡跡

老ヶ舘入口階段を上り、急な山道を暫く歩くと、
道が、すっかり落葉と薮で蔽われてきた。

歩く人は、いないようであったので、この先でUターンする。
後に調べてみると、この先、山頂付近が老ヶ舘跡で、小さな祠が祀ってあるようだ。

老ヶ舘の地名は、中世以前の舘があった処であろうが、
調べてみたが良くわからなかった。

天正19年(1991年)奥州仕置で、
秀吉の連合軍により滅ぼされたとの説もあるようだ。


(一戸町西法寺)
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歩行略図
一戸町・高屋敷〜IGR小鳥谷駅〜女鹿口〜IGR一戸駅



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